先月はいーなかえーるのリリースもあり、レプタイルに社員も増え、結構バタバタな1ヶ月でした。
そんな中、先日、米子にてウェブ解析士が日ごろの成果を発表する研修へ参加してきました。
鳥取、松江を中心にしたウェブ解析士の方々が、持ち時間30分程度で5名の方が発表していきます。
みなさん同じウェブ解析士ですが、日ごろの仕事や立場は違うもので、
それぞれ違った視点のプレゼンはとても勉強になります。
プレゼン終了後は、参加者20名ほどがそろってチーム戦でディスカッションを行いました。
テーマは、定価8千円の松葉ガニを、3万円に上げる施策についてです。
売るための仕掛けとして、価格を下げることでお客さまを増やすのではなく、
価格を上げることで売上を上げるトレーニングです。
実際に、出題者はインターネット上で
定価8千円の松葉ガニを2万5千円まで上げることに成功された方で、
成功したその要因は、購入者のことを細かく分析したことでした。
その方は、松葉ガニの価格を上げる際に1番最初に思いついたのが、
贈答品にすることでした。
購入者が贈答品として、カニをプレゼントにするということは、
送り先の方は購入者にとって、とても大切な方なはずです。
カニは賞味期限も短く、購入者はインターネット上で購入したカニが、本当に届いているか心配です。
そこで、配送する前に在宅状況を確認し、
きちんと届けられたことを購入者に連絡するというサービス
をはじめることで、2万5千円の松葉ガニを売ることができたという話でした。
価格を5千円に下げて5つ買うより、店舗側も、購入側も喜ばれるサービスです。
贈答品に特化した価値を付けたことによる価格アップの成功例でした。
高いから売れないと嘆く前に、
高いけど売れるサービスが必要
ということを実感した1日でした。