日本には多くの企業が存在します。
その中でも”中小企業”の比率は99.7%です。
少し、考えてみてください。
そのうち、
絶対的な商品力を持っている企業がいくつあるでしょうか?
皆さんの周りにある企業で、
ここにしかない!是非売ってほしい!
そういった商品・サービスを持っている企業が
いくつあるでしょうか?
あったとしてもごく一部だと思います。
たとえ強みがあったとして今では、数年で追いつかれてしまいます。
例えば、身近な例ですと
今よく売れているコンパクトカーを買うとしたら
どのメーカーのものを買いますか?
トヨタ、日産、ホンダ・・・
どこのコンパクトカーを買われても、大きな失敗はないと思います。
大企業ほど研究開発やマーケティングにお金を投じれない
中小企業が、どうやって利益を上げて行くのでしょうか?
他社と差のない商品・サービスを
売っていかなければならないのです。
私が今まで営業で担当してきた製品もそうでしたが、
業界ではすでにシェアが出来上がっています。
新規開拓でお客様を訪れると、
すでに他の主流製品が導入されてしまっている場合がほとんどです。
そういった状況だと、その製品を入れ替えていいただく、
現在の取引先を中止していただくことが前提です。
その場合以前の決定を覆すこととなり、
多くのハードルが発生します。
そうなると尋常ではないエネルギーが必要となります。
お客様の認識を変え、行動していただくこと。
これこそが、
私たち新規開拓営業マンの存在意義(価値)なのです。