日報や見積書など、前に作ったものをコピーして新しく作りなおすことって結構ありますよね。
以前書いた【kintone】「レコード再利用(コピー)」のストレスを無料プラグインで解消しましょう!で、「見た目が同じで、編集画面なのかレコード再利用(コピー)した新規画面なのか見分けがつかんのだよ!」という方のストレスをなくす方法をご紹介しました。
今回は、それプラスアルファで、さらにストレスを減らすための仕組みをご紹介します。
通常、レコードを再利用(コピー)して新規作成した場合、元のデータをそのまま、1mmもブレることなくコピーしてきます。
正常なシステムとして当然の動きに違いないのですが、ただ、日報にしても見積書にしても、「ここだけをコピーしたかったのに」という場合がほとんどではないでしょうか。
おそらく多くの方は、心の中で(この項目までコピーしてほしくないんだよなー…)と思いながら、Backspaceキーを連打されていることと思います。
そこで登場するのが、『再利用レコード初期化プラグイン』です。
その名の通り、再利用(コピー)して新規作成したときに、コピーする必要のない項目を初期化してレコードを作ってくれる優れものです。
使い方は以下の通り。
1.『再利用レコード初期化プラグイン』をダウンロードしてください。
※TIS様が無償提供してくださっているプラグインです(2022年7月27日現在)。
ダウンロードページはこちら↓
『再利用レコード初期化プラグイン』ダウンロードページ
2.対象のアプリにプラグインを適用します。
プラグインの適用方法は、kintoneヘルプページを参考にしてください。
Step1:プラグインの設定方法(システム管理)
Step2:プラグインの設定方法(アプリ)
3.初期化したいフィールド、初期値を指定する
仮に、見積アプリに適用してみましょう。
ステータスや日付項目など、コピーしたくない項目(フィールド)を指定します。
初期値に何も指定しなければ空白になりますし、なんらかの値を初期表示させることもできます。
設定ができたら、保存ボタンを押し、アプリを更新して完了です。
するとどうでしょう、このレコードを再利用したとき、
これまでこう、見積No.も日付も数量もそのままコピーしていたのが、
こうなります!初期化成功!イエーイ!!
このプラグインで、コピーしたくない項目の値を削除する必要がなくなりました。
これでだいぶストレスが軽減されるのではないでしょうか。
TIS様が公開している素敵プラグインの数々は、公式ページをご覧ください。
TIS様公式ページ
おすすめのプラグインは、別記事で随時ご紹介していますので、ご覧いただき、ご参考にしていただけますと幸いです。
【kintone】細かい設定必要なし!あらゆるアプリに装備すべき3つの無料プラグイン
【kintone】「レコード再利用(コピー)」のストレスを無料プラグインで解消しましょう!
さいごに。
すべてのプラグインに言えるとこですが、すでに適用している他のプラグインやプログラムでのカスタマイズと競合してどちらかが動かなくなってしまう可能性があります。
プラグイン適用は慎重にお願いします。
それでは、よいキントーンライフを。
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