3秒でひきこむ3つの要素とは?
3秒ルールってありますね。
食べ物が床に落ちても、3秒までなら拾って食べても大丈夫っていうあれ。
それとは少し違うのですが、デザインの良し悪しを判断するのにも、3秒ルールというものが存在します。
それは「初めてそのデザインを見た人が、3秒以内に興味を持たなければ、そのデザインはどこか間違っている。」というもの。
見た人がこの媒体を読むことで、どんな情報が得られるかを3秒で判断できなければ、選択の土俵にも乗ることができません。
ウェブサイトならページを閉じられ、チラシなら廃品回収の束へ、DMならそのままゴミ箱へ入れられてしまいます。
では、たった3秒でその媒体がユーザーの必要とする情報だと分かってもらうには、
大まかに言うと下の3つの要素がカギとなります。
・キャッチコピーとメインビジュアル
・一番伝えたい情報は何か
・ストーリーのおおよそをつかみやすい見出し
その媒体を初めて見た時、最初の1秒の間に「キャッチコピーとメインビジュアル」で興味を引き、
見てみようと思わせ、次の1秒で「一番伝えたい情報は何か」を理解させ、
次の1秒でそれぞれの段落の「見出し」をざっと読むことで全体像をつかんでもらうイメージです。
内容を理解してもらうのにそれぞれ1秒というと短いようですが、
まずは読んでみる気を持ってもらうことが一番で、じっくり読んでもらうのはその後です。
まして、伝えたいことがたくさんあるからと、限られたスペースに情報を隙間なく詰め込んで
見づらくしてしまうのは3つの要素の邪魔をするばかりで、
一理もないということになります。
デザイン思考で右脳をストレッチ!
問:次のビジュアルを使って広告のためのキャッチコピーを考えてみましょう。