アメリカではクリスマスの季節になると、色々なお店の広告にまざって、
「このクリスマスの季節に寄付をしませんか」という広告を見かけます。
動物保護への寄付、病気と戦っている人への寄付、発展途上国への寄付、色々な形であります。
また、学校やスーパーマーケットなどでも、おもちゃや食料品(缶や箱の賞味期限が長い食品)を寄付する箱がおいてあります。
アメリカ人は寄付に積極的です。
世界寄付指数(World Giving Index)というがあります。
これは、アメリカの世論調査企業が世界135カ国を調査し、寄付、人助け、ボランティアの活動の指数を世界ランキングで表したものです。
「異邦人、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか?」
「慈善団体等に寄付を行ったか?」
「ボランティア活動を行ったか?」
という3つの項目にわかれています。
ちなみに、2014年の世界寄付指数は、アメリカはミャンマーにつづき世界第2位です。
では、日本は135カ国中、何位だと思いますか?なんと、90位です。
「見知らぬ人を助ける」という指数にいたっては、なんと134位。
とても悲しい結果となっています。
発展途上国でも、上位に入っている国があるのに対し、こんなに恵まれている日本人が寄付やボランティア活動に積極的ではないというのは、本当に残念なことです。
クラウドファンディングを含め、寄付やボランティアが浸透していない日本。
日本人は自分のお金は自分で使うという意識が高すぎて、人間が本来もっているはずの
「人に優しくする。人を助ける。」という意識が薄いようです。
1回、スターバックスに行けば、500円ほど使います。
では、今日はその500円を寄付して、お家カフェはどうでしょう。