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2015.10.21

Stop Motion Animation

レプ太通信 J

 

映画大国アメリカでは、多くのアメリカ人の家庭は、『週末は映画』というのが定番です。

子供がいれば、やはり子供の映画をたくさん見ますし、映画館では常に何か子供達の興味をひく映画を見る事ができます。

 

私は、ピクサー、ディズニー、ドリームワークスの映画なども大好きで、子供達と台詞を覚えるまで何度も、繰り返し観るのですが、この秋に皆さんにほっこり観ていただきたいのは『Stop Motion Animation』技法(コマごとに動きを撮る)の映画です。

 

この夏、日本でも公開された『映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』は、私達に理解できる言語での会話が全くないまま85分、視覚と自分の想像力で楽しむ映画です。

言語で理解することが必要ではないため、小さいお子さんでも楽しめる映画です。

 

もう一作品!残念ながら、日本では公開されず、DVDにもなっていないようでずが、『The Boxtrolls』という映画を紹介したいと思います。

今年のアカデミー賞で惜しくも『ベイマックス』に破れてしまった 作品です。

子供ももちろん楽しめる映画ですが、メッセージは大人の私達にガツンとくるものがあります。

もし何年後かにビデオ屋さんでみかけたら、是非観て欲しい作品です。

 

Stop Motion Animationの魅力は、やはり「あたたかさ」を感じる点だと思います。

最先端の技術が人の心を打つ唯一の方法ではなく、人の手で作られているという危うさが、観客は作り手の作品に対する愛情を感じずにはいられません。

レンタルビデオ屋さんの端っこにあるかもしれませんが、是非Stop Motion Animationの映画を観て、自分の創造力を育んでください。

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