先日、 “SEO業者に頼んで大変な目にあった!”なんて記事を目にしました。
SEOとは、検索エンジン最適化のことで、簡単に述べると最適なキーワードで、GoogleやYahoo!で検索した際の検索順位を上げることです。
その目にした記事では、期待していた効果が全くなかったことによる憤りがつづられていました。
実は、レプタイルにも時々SEO業者の方から電話が入ります。
(レプタイルが、どんな会社か知らずに連絡をいただけるケースもありますが…)
その電話の多くは「検索順位を上げたくありませんか?」です。
私個人として、そんな売り文句で営業するところは“なくなってしまえ!”と思っています。
「SEO対策をして、最適なキーワードで、検索順位を上げる」そのこと自体は、とても大切なことです。
ただし、それは戦術であって、戦略ではありません。
事業を成功させるには、戦略は必要不可欠だと思います。
そんなウェブ戦略を考えるときに必要な3つのことをご紹介します。
1.ウェブの閲覧者の疑問や問題を解決するのに役に立てるか?
「どういった人が、何を求めてウェブサイトを閲覧してくれるか?」を把握できていますか?
こういった視点に立つと、ウェブに掲載すべきコンテンツは何が必要か?がわかってくるはずです。
2.自分たちのメッセージを拡散・強化してくれる人はだれか?また、その支援してくれる内容は何か?
ウェブサイトの場合、Facebookやリスティングなどの広告で閲覧する人の数を増やすことも重要です。
しかし、自分たちのメッセージを第三者が評価し、拡散・強化することは、時に広告以上の効果をもたらすことがあります。
戦略を考えるうえでは、意外と忘れがちなことですね。
3.ウェブの閲覧者が、お客様に変わるプロセスは何か?
自分たちのウェブサイトには、閲覧者は何かを問題を解決したくて辿り着いていると思います。
その閲覧者がどういったプロセスでお客様になっていくかを考える必要があります。
閲覧する人が商品やサービスを購入に至るまでのプロセス。
ここを考えることが一番難しいことであり、一番考えないといけない部分ですね。
いかがでしたか?
自社のサイトをお持ちの方は上記3つのことを少し考えてみてください。
実は、リアルでの営業は実施できている部分はありませんか?
ウェブも同じことですよね。
戦略は設計書みたいなものだと思います。
凄腕の大工さんも設計書がなければ良い家を建てられないはずですからね。