企業の個性を表し、対外的な顔となる「コーポレートマーク」。
イメージにあわせた書体で組んだロゴタイプと合わせて「ロゴマーク」と括られたりもします。
例えば、お客様に配る新商品紹介のリーフレットの左上の隅に、このマークを配置しておくことで、
このリーフレットを見た人が商品の情報を見ている時にも、視野の片隅に見えるマークから、
この商品を販売している企業がどこなのか認識することができるでしょう。
また、人が文字を読み意味を認識するには、少なからずの時間と労力が必要です。
図形で企業のアイデンティティを伝えるコーポレートマークなら、
ほんの一瞬目にしただけで、
この企業がどこなのか理解することができます。
そのため、コーポレートマークは個性的で
記憶に残るデザインであることが必要です。
コーポレートマークのデザインは、
社名の頭文字や業態をイメージするものなどのモチーフがよく使われます。
そして大切なのは、
そこに経営理念や行動指針などの意味づけを上手に盛り込むことです。
この「想い」に基づいてデザインされたマークは、
ただアルファベットをかっこよく装飾しただけのマークとは違い、
見る人の感情を刺激して、記憶に残るものになることでしょう。
この時、不要な線などの要素をできるだけそぎ落とし、情報を整理することが、
伝えたいイメージや情報を際立たせ、より良いコーポレートマークのデザインにつながります。
このように「想い」をこめたコーポレートマークのデザインの制作にあたっては、
社長だけではなく、社内の主要なスタッフに意見を聞くなど、
積極的に参加してもらうことをおすすめします。
その過程で経営理念や行動指針の再確認をし、意識の統一をはかることができます。
また、成り立ちの過程に自分が参加したマークなら、
新規のお客様に名刺を渡す際にも、そのマークに込めた想いを話題にでき、
この上ない営業ツールとして大いに役立つのではないかと思います。
このコーポレートマークの制作とともに経営理念・行動指針の構築や、
社内への想いの浸透を含めた一連の活動が、
いわゆる「C.I.(コーポレート・アイデンティティ)」となります。
ちなみに弊社レプタイルでも、今回コーポレートマークを新しくいたしました。
そこにこもった「想い」については、ぜひ弊社のものに聞いてみてください。