こんにちは。暑い日が続きますね。(もう残暑?)
こんな日が続くと私は、畑仕事でいっぱいいっぱいです(笑)しかし!
こんな熱い中でも、わがレプタイルは人材採用を積極的に行っており面接に追われています。
ということで、今回は採用のお話です。こんな悩みをよく聞きます。
「ハローワークででは、いい人が応募してこない・・・」
なぜなのか・・・?
それは、ズバリ!こと「質の高い人材(求める人材)の採用」には適していないからです。
なぜ適していないのでしょうか?
■人材採用のコツその1
市場、ターゲットを間違えない。
ハローワークは無職者を対象とした仕組みです。
しかし、みなさんの会社が求めている人材の多くは、
残念ながら他の会社で今は働いている人です。
良い人であればあるほど、現在は働いている人、つまり『有職者』です。
残念ですが・・・それでは、求める人はあなたの会社に来てくれることは・・・
いいえ!あります。
良い人であれ、その会社で働きながら、
求人情報を探している可能性があるからです。
良い人材は「自身の力をもっと活かせる」、「もっと伸ばせる」、
「もっとやりがいのある」会社を探しながら働いています。
ということは、『有職者、情報収集者』をターゲットとする必要があります。
■人材採用のコツその2
求める人材に応募してもらう求人情報の内容
そしてどのような情報が必要か?
ハローワークでは、勤務条件のみの求人内容です。
これでは応募してくる人の大半は勤務条件だけを見てくることになります。
求める人材の採用に必要なことは、
「経営者の価値観」「会社の将来、ビジョン」
「仕事のやりがい」「自己実現、成長につながるか?」
などを徹底的に見える化する必要があります。
それは勤務条件以外の情報です。
それに共感して応募してくる人が求める人材だからです。
■人材採用のコツ その3
求人期間はある程度必要&採用基準を明確にすること
そしてやはり求人期間は、求める人材を採用しようと思えば、
ある程度期間が必要です。
先ほど言ったように、
良い人材は有職者である場合がほとんどです。
なので本当に求める人材を採用しようと思ったら、
期間は最短で3ヶ月から半年、
長くて1年から3年くらいはかかることを考えておく必要があります。
そして、“採用枠ありき”ではなく、質重視で採用するためには、
明確な採用基準をこちらが用意していなくてはなりません。
「良い人がほしい」でも、「どういう人が良い人か?」と聞かれて
答えられない場合は、今のうちに言語化しておく必要があります。
■人材採用のコツその4
求人内容を裏切らないこと
そして最後に良い人材は、求人内容に共感して入社してきます。
しかし、入ってみて「求人内容とちがう」と
またすぐに転職していってしまう可能性があります。
良い人材であれあればあるほど、
他の会社が求めている人材でもあるので、
“退職・転職しやすい人”でもあるからです。
求人内容で発信した内容を社内でキチンと共有し、
風土をつくっていく必要があります。
以上まとめますと・・・
【ハローワークとは】
『無職者』を対象とした、『勤務条件』での、『短期的マッチング』
【求める人材を採用するために必要なことは】
『有職者、情報収集者』を対象とした、『勤務条件以外』での『中長期的マッチング』
人は企業のすべてといっても過言ではありません。
みなさんの会社が求める人材を獲得し、人ともに企業が成長できることを祈っています。