はじめまして、やまだです。
津山に帰ってきてはや半年。
好き勝手にさせてもらっていたら、ここで連載を持つこととあいなりました。
本連載は「漫画と本のありえない出会い」と題しまして、
やまだが読んだオススメの漫画とオススメの本を毎回紹介させていただきます。
それぞれの漫画と本は同じような雰囲気だったり、テーマが関連していたり、
はたまた全く何にも繋がりがなかったりと結構自由気ままに。
年間本は100冊、漫画は500冊は読んでいるので、
みなさまの琴線に触れるものを選ぶ自信はあります。
が、そこは、まあ好きにやらせてもらうので、全く刺さらなかったらごめんなさい。
さて、それでは記念すべき最初の漫画は、「からかい上手の高木さん」です。
この作品は、舞台は中学校、隣の席の高木さんがからかってくる。
ただそれだけの漫画です。
それだけの漫画がどうしてここまでおもしろいのでしょうか。
自分の中学時代隣の席に高木さんがいなかったことをただただ悔しく思ってしまう。
そんな魔性の漫画です。
一方で「愛するということ」という本があります。
弱くてどうしようもない人間が、
中長期的に幸せに生きていくためには人を愛するしかないことを説いた作品なんですが、
高木さんの「からかい」はここでいうところの「愛する」という高等技術なのではないだろうか。
「からかう」ということは、
もしかしたら相手に不快に思われ嫌われるかもしれない行動です。
そのような行動を、相手を信頼して、相手のことを最大の関心を持って行う。
この根っこの部分には高木さんの「愛する」覚悟があったのではないでしょうか。
そのような観点で「からかい上手の高木さん」を読むとなおいっそう楽しめるってもんです。
おっと、初回からわけがわかりませんよね。
ただ書いている僕は予想より楽しいので今後ともこんな感じで続けていけたらいいなと思います。
それでは、おあとがよろしいようで。
やまだは、きりくちぶろぐでもこんなこと考えています。