EC。他の呼び方だと、「ネット通販」「ネットショッピング」「Eコマース」など。
アルファベットの意味としては
EC=Electronic(電子の) Commerce(商業)=電子商取引
簡単に言い換えると【パソコンやスマートフォンの中(仮想上)での、お買い物。】
そのまんまですね(笑)。
ECの流れを、ものすごくざっくりと分割すると以下の3つになります。
1.物を探し、見つける
2.買う
3.商品が発送され、届く
「ECは楽だー」なんて言われるのは、
【2.買う】の部分がシステム化されていて、人の手がかからないから。
リアルショップ(実店舗)だと、スタッフがレジで操作しなきゃいけない部分。
そこだけ見ると確かに楽にはなっています。
でも、【1.物を探し、見つける】はどうしましょう?
リアルショップであれば、お店を構えるだけでも店の前を人が通り、目に留まることも十分あるでしょう。
でもECショップは、作っただけではお客様はだーれも存在を知りません。
新しい星を望遠鏡などに頼らず自分の目だけで探すようなものです。
さらに【3.商品が発送され、届く】は、リアルショップだと基本的には必要ありませんよね。
でもECショップだと必要不可欠な要素であり、
唯一の物理的なモノとしての商品を介しお客様と接することが出来る機会として、
かなりな手間を掛けるべきポイントと言えます。
つまるところ僕が言いたいのが、
「ECは楽じゃないよ!」
ってことなのです。
確かにECをはじめるのは簡単です。
でもはじめただけだと売れないし、売れたらリアルショップにはない手間が発生します。
これからECを考えられている方は、まずこのあたりをよく意識して計画を立ててみてください。