アメうだ夏休み版です。よろしくお願いします。
今回はうちの旦那さん(コリンさん)の
親友ボブについてのお話しです。
ボブは、コリンさんの高校時代のお友達の中でも頭が良く、
ミシガン州で一番難しい大学、ミシガン大学の英文科を3年で卒業しました。
その後、カリフォルニアに渡り、気ままに暮らして10年後、
地元ミシガンに戻ってきて、また気まま人生を楽しんでいます。
現在は工事現場で働いています。
銀行というシステムが嫌いなボブは、
工事現場で働いて稼いだお金を現金で持ち歩いています。
仲良し三人組のコリンさん(大学講師)、スコッティ(会社役員)とお出かけしても、
『お金』が幸せの秤ではないという哲学が基本にあるボブは
いつもおごってくれようと、クレジットカード社会アメリカで
大量に現金を持ち歩いているお財布から
お金を出そうとします。
工事現場で働いているといっても、それが定職ではないボブは、
医療費が膨大にかかるアメリカという国で健康保険を持っていないため、
全てのことを自分で治そうとします。
△ボブの車です。窓を開閉するハンドルが壊れているので、少し開いたままどうにもできません。
△雨が降ったら、バスタオルをはさんでおきます。
私は、石橋を叩いても結局渡らないくらい慎重な性格のため、
いつもボブに会うと「もうすぐ40歳だよっ」とお説教をしてしまいますが、
ボブは “I know”と言いながらニタニタ笑っています。
コリンさんも私の子供たちも、そんなボブが大好きです。
『みんな違ってみんないい』と子供に言いながら、
私が横一列に並んだ生き方を子供に強制していることを、
ボブにいつも笑われている気がします。
日々、自分に質問。
幸せの形、ストレスのない生き方、自分らしさってなんでしょうね。